有村架純さんが元風俗嬢を熱演!人生観や精神世界においても学びが多い映画作品

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大人気の漫画『ちひろさん』が待望の映画化。現在はNetflixで世界配信中となり気軽に見られる作品となっています。しかも主人公のちひろ役を務めるのは、男女問わずに人気がある有村架純さん。清純派なイメージがありますが、見事に元風俗嬢を演じています。「さみしさも。よろこびも。心のままに生きていく。」と映画のポスターのキャッチーコピーに書かれている通り、この作品からは人生観や精神世界にも大きな学びがあるグッとくる内容、言葉がつまっているので今回ご紹介します。

映画『ちひろさん』について

©2023 Asmik Ace, Inc. ©安田弘之(秋田書店)2014

主人公のちひろは海辺の小さな街にあるお弁当屋さんで働く元・風俗嬢。マイペースで自由な雰囲気をまとい、自分が元・風俗嬢だということも隠すこともない。その自分軸、芯がある部分とミステリアスな部分が会った人を魅了していく。へんな”おとな”として街では浮いているものの、そのふわっとした魅力に窮屈さを抱えた子供も大人も、ちひろに会いたくなる。ひとり母の帰りを待つ小学生、誰にも本音が言えずにいる女子高生、そして無口なホームレスのおじさんなどと交流を持っていく。

縛られ何かを抑え込んでいる人は自由な人が光って見える

寂しさや憤り、孤独を抱えた人にとって、ちひろの生き方を見て、一緒に過ごすことで、こうやって生きていいんんだ、自由でいいんだとお手本になるのでしょう。そして、縛られた心を開放した自分の本当の姿、あるべき姿を肯定してくれるちひろは乾きを癒してくれるオアシスにもなるのだと感じました。親の言うことを聞かないといけない、社会や会社の考えに従わないといけないなど、決めつけられた考えや高圧的な思考によって縛られ窮屈に感じている人にとって、その世界を抜け出して、自由に生きている人は羨ましくもあり、光って見えるものです。

浮いているけれど、人たらしでもある、ちひろは自由で孤独でありたいと思いつつも、寂しくてほど良い距離感で誰かに温もりも求めています。常に孤独であり、さみしいからこそ、群れる幸せという渦に入ると違和感を覚えてしまうのでしょう。自分には似合わないと。そんな影が彼女の芯の部分には誰も入れない、越えさせない壁をつくっていて、ミステリアスさを生み出します。ちひろのように、距離をつめ過ぎて傷つかず、寂しさを抱えてもひとりで逞しく生きることを貫く人生がいいのか、誰かに頼れる弱さや強さをもち傷つきながらも誰かと共に歩む人生がいいのか、選ぶのはその人次第でしょう。

どっちの生き方も学びがあり、ひとりという孤独という寂しさ、もしくは誰かと共に歩むことで生まれる摩擦という傷が生まれて磨かれていくんです。

心に刺さる名言が多い映画

出典元:Netflix Japan

映画『ちひろさん』には名言も多く、心にグッと刺さる人も多いと思います。「みんな生まれてきた星が違うから」という言葉は生き方や考え方がうまくかみ合わない人と、分かり合えず辛さを感じている人にとっては心がフッと軽くなる言葉です。「人にも自分にも期待しない」という言葉は執着しすぎるといろいろ苦しくなる、執着を手放すという解釈にも繋がるかもしれません。また「人は浮くようにできてる。もがくから沈む。じっとしてれば浮いてくる。」と落ち込んだ人にかけられた言葉も名言。辛い時は無理せず、ジタバタせず、辛さや悲しみをしっかり味わうことが必要。味わいきることで、しっかり癒され、己と向き合い、気力もたまり、道が見えて行動もできるようになるんです。

そんな名言と共に、この作品には人生観や精神世界の成長を促してくれる想いや言葉がつまっています。見終ると、じわじわと心に訴えかけてくる作品。ぜひチェックしてみてください。

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